くらす

本物の素材を選ぶ。

広島の木の家 建築屋、日本の将来を想う

November 4, 2017

大阪駅うめきたさサンパークで、年末12月に開催される、
エネマネハウス2017。

https://www.enemanehouse.jp/


広島から、木の家建築屋、行ってきました。

 

 


5つの大学の建築学科の学生さんと、民間企業等の連携により、
先進的な技術や新たな住まい方を提案するZEH※のモデル住宅を実際に建築し、
住宅の環境・エネルギー性能の測定・実証や、展示を通じた普及啓発を行うプロジェクトです。
※ZEH:ネットゼロエネルギーハウス(年間での一次エネルギー消費量が、
     正味0の住宅)


大阪駅北側の広大な市有地に、各大学生が設計したゼロエネルギーハウスの
建築施工が急ピッチで進む中、その施工現場を見せてもらった。


大学の先生や、学生さんの設計意図や、工夫したことなどの
説明を聞きながらの見学。

おもしろそうな取り組みをしている大学もあったが、
そのほとんどのゼロエネルギーハウスが、ほんとにこれでゼロエネルギーになるの?
心地いい暮らしが、この家の中でできるの?
と感じるものだった。


そんな中でも、一件だけ異彩を放っていた、京都大学の「まちや+こあ」。

 


伝統的な京町家に、高断熱・高気密のコアを挿入して、
年間のエネルギー消費量ゼロを実現?するというもの。

伝統的な和の空間と意匠を保ちつつ、現代的な暮らし方、技術をプラスさせた、
レトロ改修の提案でした。


この日も京大の学生さんが、左官屋さんと協同して、
土と漆喰を混ぜた土間に敷くための、三和土タイルを製作中。

 

 


流石京大、と思わせるおもしろい取り組みでした。


一番ががっかりしたのが、学生さんや、おとなの建築屋さんが、
一所懸命に取り組んで、施工している5件のゼロエネルギーハウスが、
12月のたった2週間の公開イベントが終わったら、さっさと解体されるということ。


2週間で何が分かるのか?と。

せめて一年でも展示、日本の四季を通じて検証して、その性能をみないと、
この取り組みの意味はないなぁ、と強く感じて、
一緒に見学した、プロの建築仲間からも口々に、勿体ない、と漏れてました。


巨額の税金(補助金?)と、みんなの時間を投入しての取り組み。


この5件のゼロエネルギーハウスの解体後の建築廃材は、どこに行くのか?


周りの梅田スカイビルを始めとする、高層ビルを眺めながら、

 


学生さんたちに、こんなゼロエネルギーハウスの作り方ではなく、
もっと教えないといけない、考えてもらわないといけない
大切な事があるのではないか、と
とても残念な思いで、現場を後にした、広島の木の家建築屋でした。


でも広島でやらないといけないことが、より明確になりもしました。

 

学生さんたち、ありがとう。


 

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